昔の子育てとは違う!いまどきの【新しい孫育て論】

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~50・60代の私たちが知っておきたい、今どきの子育て~

「最近初孫が生まれたのよ~!かわいくてかわいくて…」

パート先の同世代の方やお友達がそんな風に孫についての話題で盛り上がっているのを「よく羨ましいな~、うちの娘や息子は結婚もまだだし…」とおもって聞いていたのですが

東京に行った娘から電話が。そんな娘の第一声は

「お母さん!赤ちゃんできた!今年中に結婚するよ!顔合わせなんだけどさぁ~……」

でした。突然のおばあちゃん宣告。どうもぽて美と申します。

おばあちゃん宣告を受けてから…あれよあれよという間に気付いたらかわいい孫を抱っこしていたわけです。

念願の初孫で、お友達の話題にも入れるし娘から頼りにされてうれしい反面、一方で「最近の子育て、私達の頃と全然違うなぁ」と感じることありませんか?

私たちが子育てしているときには、当たり前だったことがいまではNGになっていることも少なくありません。

今回は、今どきの【孫育て】の常識と、私たち祖父母世代が気を付けたいことや子供夫婦とうまくいくためのヒントをご紹介します。

1.昔と違う!今どきの子育ての基本ルール

抱き癖はつかない?!

私たちが子育てしていた頃、「泣いてすぐに抱っこすると抱き癖がついて後々大変よ」とよく言われていましたよね。でも今は真逆。赤ちゃんは抱っこすることで安心感を得るのでどんどん抱っこしましょうという考え方が主流になっています。

「昔は…」と教えたくなっても、まずはママパパの意向を尊重することが第一!

お箸やスプーン、それダメ

昔は、大人が使ったスプーンでそのままご飯をあげたりすることもあったかもしれませんがちょっと待って!今は大人が持っている虫歯の菌を子供に移してしまわないようにお箸の共有やご飯を覚ますときの「フーフー」もNGにしているご家庭が多いのです

ご飯おやつ離乳食など口に入るもの食べさせるものは特に気を使っている家庭は多いから自分の娘だとしても許可を取ってから!

うつぶせだとよく寝る?

うつぶせでトントン。寒い冬は毛布を掛けてあげてあったかくしてあげないと…。靴下もはかせて…。これ実は今の子育てでは、すべてNG!

うつぶせ寝、靴下、毛布(あったかい掛布団やふかふかの敷布団など)これらは近年乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因になるといわれており、

特に0歳の間は沈み込まない硬さの敷布団に、大人より一枚少ない薄着で、靴下は履かせず、薄めのお布団で仰向けに寝かせることが推奨されています。

2.ほっといて!祖父母がやりがちな失敗

お菓子やジュースをあげすぎる

「おとなしくしてくれるから」「やさしいばあばとして孫に好かれたい」からとお菓子をあげていたらママに「勝手にあげないで」「あげすぎなので控えてください」なんて言われた経験ありませんか?気持ちは痛いほどわかる…!ですが現代は情報がたくさんあり、いろんな考えのママがいます。お砂糖や添加物に敏感な家庭も多いためお菓子にも注意が必要です。

昔はこうだったと口を出しすぎる

例えば孫にあせもが出来ているのを見つけたらなんと言いますか?

「お風呂あがりにベビーパウダーを塗らないからよ!昔はこうして~」

この答えが出た人。危険です。今はベビーパウダーが毛穴に詰まるなどの理由で乾燥させるより保湿するのが大事といわれていてパウダータイプのものではなくオイル、ミルク、ローションタイプのものが主流になっています。

昔は…とアドバイスをするより今は違うって言うけどどんな方法でやってるの?と意見を肯定的な姿勢で聞いてみましょう

してあげる!という押し付け

預かってあげる、おもちゃを買ってあげる、などもちろんうれしいと感じる娘さんやお嫁さん(今はこの表現もNGなのですがわかりやすくお嫁さんと表現しています)もいますが お孫さんにお泊りしよっか!や○○買ってあげるからお母さんに聞いてきな!と約束してから聞いてしまうと断った時にお母さんが悪者になってしまいます。なのでなにかを決定してお孫さんに伝える前にお母さんに必ず打診するようにしましょう

特にお泊りは普段からこのお母さん(お義母さん)に預けても安心できると思ってもらわないとなかなか難しいです。お孫さんが小さければ小さいほど預かるハードルも高くなりますし、5歳6歳くらい大きくなってくると今度はこちらの体力も考慮しなければなりません。

初めて預かったりお泊りする場合は預かってほしいといわれるまであまりこちらから言わないほうがいいかも

今どきの孫育てで大事なこと

孫育てで大事なことは“サポート”はするけど“干渉・介入”はしないこと。

サポート役に徹する

保育園のお迎え、習い事などの送迎、娘息子夫婦が病気の時の預かりなど頼ってくれるのはうれしいですよね。ここまで孫のお母さんに寄り添った記事を書いてきましたが、頼られすぎて私たちが疲れてしまうことも。サポートのルールを決めておくとよいでしょう

たとえばお迎えは週に何日まで、お泊りは何曜日だけ、など無理のない範囲内で!

会う頻度や連絡は相手を気遣って

こちらは特に息子夫婦の場合ですが孫がかわいくて会いたくて「今日いっていい?」と連絡してしまいがち。「今日は楽しかった、時間が合うときまた会えたらうれしいです」など断りの文章を相手が考えなくてもいいような相手を気遣う連絡を心がけましょう。

ママパパの意見を尊重する

何より大事なのは昔の子育て論ではなく、娘息子夫婦がどう育てていきたいとおもっているのか方針を聞くこと。「どうすればいいか教えて」という姿勢が大切。私たちが大事にするのは孫との関係だけでなく、娘や息子夫婦との信頼関係でもあるのです。

「孫ブルー」という言葉をご存じですか?

これは孫育てを手伝ううちに身体的・精神的に疲労してしまう状態を指します。

ちょうどいい距離感は私たちからみても必要なものなのです。

3.今どき!令和の孫育てに大事な心掛け

最後に「今どきの孫育て」で大事な5つの心得についてまとめました。

❁今どきの孫育ての5つの心得❁

1.何より親のやりかたを尊重しよう

2.頼られることに感謝し無理はしない

3.お菓子、おもちゃ、スマホ、しつけなどは事前に確認しよう

4.昔は…より今はどうしてるの?という姿勢

5.自分の人生も大切に。

私たち50,60代はまだまだ元気。でも無理して頑張るのではなく

“ちょっと離れた場所から、見守る”のが今どきの孫育ての常識なのかもしれません。

子育てに正解はないもの。孫の成長ももちろん娘息子夫婦の親としての成長を陰ながら応援し楽しむ心の余裕があるとよいですね。

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